らんちゅうの病気「松かさ病」・「白点病」

らんちゅうの病気「松かさ病」・「白点病」

最近増えているのが「松かさ病」というやまいです。
ウロコが松かさのように斜めに立って、体の中から膨れたような感じになります。
エロモナス菌によるものだと考えられていますが、はっきりした原因はまだ解明されていないのが現状です。
感染力は弱いやまいなのですが、一度かかってしまうと慢性化し、完治させることは難しいやまいです。
薬を使うとしたら「パラザンD」や「エルバージュ」ですが、大きな効果は期待できないでしょう。
予防法として、水質管理をしっかりしてやることがあります。

どんなに愛情こめてらんちゅうを飼育していても、大切ならんちゅうがやまいになってしまうことは少なくありません。
らんちゅうに多いやまいといえば「えら病」なのですが、その他にも様々なやまいがありますよ。

「白点病」もらんちゅうに多い病気です。
水温の変動が激しい時期におこりやすく、春や秋に多いやまいです。
体の一部分に白ゴマのような白点が見つかると、すぐに体全体に広がっていきます。
症状が進むと皮膚が血走りただれてきます。早い段階で発見して塩水などで治療すれば完治できるやまいですので、毎日注意深く観察してやることが大切です。
水温や水質管理の不手際によって起こるやまいなので、発生しやすい時期は特に管理に注意しましょう。らんちゅうに良いとされる青水を使って飼育してやると、やまい予防ができますよ。水質が変わる水換え時は、水温を少し高めにして設定してやまいを予防してやりましょう。